エムウェブ9

すべてをここから始め、ここで終わらせる巨大なワンボディ。 情報を、ここに集め、ここを起点とし、ここで完結する「しくみ」で経営をまわす。 販売、仕入、受発注、生産、在庫、給与計算‥‥、うじゃうじゃ散乱する企業データを、ひとつに一元集約化しようとするERPライクなシステム。

エムウェブ9について

(2014,01,29)

「エムウェブ9」(えむうぇぶないん)とは、
神戸に所在する
いわゆるひとつの発展途上会社が、
単独で開発した
「巨大で複雑なデータベースを
ウェブ上で軽快かつ柔軟に処理することができるプログラム類」


総称です。
その発展途上会社とは
株式会社エムトーン。
零細のくせにいつでもエラそうに競争優位に立つエムトーンの「強み」は、
受発注や在庫、生産工程、給与、勤怠(タイムカード)‥‥
といった基幹業務系アプリケーション(ERPのようなもの)を、
中小企業向けに柔軟に幅広く開発できる技術力を持ち、
それをクラウド(SaaSともASPともいう)の形態で
簡便に供給できる(サービス名称「クラウド播磨王」こと。
ポスレジ関連システム
(一般小売店向け「ぽす乃助」+飲食店向け「ぷう太郎」
+駐車場向け「ピーポス」
は、
基幹業務系アプリケーションの一部機能を専門特化させた、
いわば亜種ですが、
カスタマイズ負荷の軽いパッケージのため、
ERPライクなバックボーンをそのまま備えながら、
安価に利用できる特長がある。

エムウェブ9とその周辺アプリケーション


エムウェブ9のトップメニュー

(2014,01,29)


ログインのページでIDとパスワードを入力して「OK」を押すと、
エムウェブ9のトップメニューが開きます。
各IDに割り当てられた権限や役割によって、
トップメニューの構成が変わります。
店舗用IDでログインした場合にはレジ操作用のメニューが開きますし、
ネットショップ担当のIDであれば受注処理などのメニューとなります。
最上位の設定権限をもつIDを「本部ID」と呼んでいますが、
このIDでログインすると、
ひととおりの基幹系業務をすべて処理することのできる
ERPライクなメニュー(下図)が開きます。
広範な経営データ管理全般を俯瞰できるよう、
サイトマップ風なメニューにしてありますが、
エムウェブ9の大きな特長のひとつは、
ブラウザで動くアプリケーションでありながら、
キーボード操作による高速なカーソル移動が可能なことです。
それはつまり、
いちいちマウスに持ち替えなくても、
キー操作だけで次々とデータ入力を進めることができる

という意味です。
ブラウザではふつう、
上下矢印キー(↑↓)やエンター(Enter)キーでは
カーソルを移動することができません
が、
それができる仕様になっているのです。
伝票入力など、
日々の事務処理はもうすっかり慣れたことのくりかえしですから、
指がなじんだキーボードだけで操作していったほうが、
マウス処理の3倍以上のスピードで入力ができ、
それだけ時間も短縮できることがわかっています。
エムウェブのトップメニューが開いたら、
まず上下矢印キーでカーソル移動を確かめてみてください。
メニューの選択もデータ入力作業と同様、
マウスを使わずに上下矢印キーでカーソルが動き、
エンターキーで選んだメニューが開くようになっています。
最初はマウス操作のほうが簡単で取っつきがいいのですが、
あるていど慣れてきたらぜひいちど、
キー操作に切り替えてみてください。

本部IDで「エムウェブ9」にログインした場合のトップメニュー